日本では香港映画制作者や美食家として知られる蔡瀾(チョイ・ラン)氏がこのほど、中国大陸で「蔡瀾作品自選集」を出版し、北京で数多くのサイン会や対談などを行った。蔡氏は、数多くの香港の映画・CM音楽を手がけた黄霑 (ジェームス・ウォン)氏、「ドラゴン怒りの鉄拳」(72)の脚本や「六指琴魔」など武侠・SFなど幅広いジャンルの小説を描いた倪匡(ニー・クワン)氏、「鹿鼎記」や「神雕侠侶」など数多くの作品が映画・テレビドラマ化されている香港武侠小説家の金庸(きんよう)氏と並んで「香港4大才人」と呼ばれており、4人の著作はすでに200冊以上に上る。
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