北京の故宮博物院単霽翔院長は22日、北京で台北故宮博物院の馮明珠院長と会談しました。双方は、2013年~2015年の両故宮博物院の協力計画について深く話し合いを行い、デジタル展示が今後の協力方向の一つだと合意しました。
馮院長は、2014年から2015年、台北故宮博物院のデジタル作品を北京故宮博物院のデジタル展示ホールに展示し、大陸の観客はデジタル方式を通して台北の収蔵品を鑑賞することができるようになると明らかにしました。一方、単院長は、「北京の故宮博物院は今後デジタル展示を拡充し、すでに修復作業が完了した倦勤斎、養心斎プロジェクトをデジタルの形で、台北でも展示できるようにしていく。また、故宮の書画作品の表装と模写による台北展示も行っていく」と語りました。
なお、両故宮博物院の交流は2009年2月に遡り、その年に双方の院長が60年間で初の相互訪問を行い、8項目の共通認識に達しました。
「中国国際放送局」
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