北京市環境保護局は23日、北京市の大気汚染対策の必要性に基づき、自動車の新たな排ガス規制「京5」(EUのユーロ5に相当)を2月1日から施行することについて、国務院の了承を得たと発表した。中国新聞網が伝えた。
第5段階にあたる新基準はEUの現行基準に相当し、国の現行基準「国四」より40%前後排出を削減できる。北京市が全国に先駆けて厳格な排出基準を施行するのは「国一」施行以来5度目。
北京市環境保護局によると北京市は2月1日から第5段階基準を施行し、自動車メーカーからの第4段階基準の軽量ガソリン車の届出の受理を停止し、第5段階排出基準を満たさないバスなど大型ディーゼル車の販売、登録を停止する。3月1日から第5段階排出基準を満たさない軽量ガソリン車の販売、登録も停止する。「京5」を満たす車両には青色環境マークを発行する。
「人民網日本語版」
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