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北京の「中軸線」(資料写真) |
今年の北京市人民代表大会で最も注目されている話題は北京第二空港の建設だ。同大会の代表を務める朱小地・北京市建築設計院院長は27日、既に基本構想策定の段階に入っていることを明らかにした。前期のプランでは、天壇、天安門、故宮など北京市の南北を貫く中心線に位置する中軸線の延長線上に新空港を建設し、威厳あるターミナルビルや広々とした空間を売りにした新たな「首都への扉」を目指す。新空港の名称は3月までに決まる見込み。北京晨報が報じた。
基本構想:中軸線の延長線上に建設
朱院長は、「新空港は中軸線を南に延長した地域に建設する計画で、中国全土、しいては世界から北京に入る『扉』となる」と指摘。個人的には「新空港が厳かな雰囲気で広々とし、旅客が滞在する時間こそ短いものの、明確なイメージを作り出すことを願っている」と述べた。
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