5日間に渡って行われた第43回世界経済フォーラムの年次総会は27日山に囲まれ、雪が輝くスイス南東部のちいさな街、ダボスで閉幕した。世界150余りの国と地域から来た政治・ビジネスのエリート2500人余りが一堂に会し、世界が直面している各種のリスク、挑戦およびその対応策について込み入った討論を行った。
今回の年次総会では「持続可能な発展に弾力性を注入」をメインテーマとしていた。フォーラムのクラウス・シュワブ首席に「有史以来最も多様化した」と称された今回のダボス会議では、会の代表らが世界経済のリスク、経済活力の再建、社会のリスク防御力の増強などの三大議題を巡って250余りのセッションが行われ、具体的な討議の話題としては世界経済の復興、世界金融システムのリスク、新興経済体の成長見込み、欧州債務危機、アフリカ経済体への投資リスク、貧富の格差、医療衛生、男女平等、デジタル化世界における新しい挑戦などが含まれていた。