
29日東京で、米日は朝鮮問題について協議した。
海外の世論では、朝鮮が第三回目となる核実験をする可能性が高まっているといわれている。韓国メディアは29日、中国が「前面」に出て、中国政府が朝鮮に対する忠告のための代表団をピョンヤンに派遣したと伝えた。中国側専門家である任衛東氏はこの分析を「常識はずれの憶測」と形容した。任氏は環球時報の取材に対し、この問題は秘密裏に交渉される可能性はあるが、声高に「忠告のための代表団」を派遣するのは成熟した大国がすることではないと指摘した。環球時報が伝えた。
これと同時に朝鮮の核実験に対する中国の反対姿勢を、海外メディアは「中国政府は朝鮮に忍耐をなくした」とよく曲解している。実際は、中国は一貫して冷静さを保つよう呼びかけているが、「中国は朝鮮の代わりに政策を決定できない」のだ。
中国の朝鮮問題専門家・王林昌氏は、朝鮮半島という複雑な大国のばくち場と化した場所で、中国の外交の基本路線と意義は中国の国益を守ることだと指摘している。29日、美日韓は朝鮮とほとんど定例となった実のない話を演じ続けているが、両者の強硬な言い回しにまさに世界は落ち着かなくなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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