「朝鮮半島核問題の進むべき道:十字路にある朝鮮半島の情勢」をテーマとした北京―モスクワ・テレビ座談会が29日、開催されました。参加した中国とロシアの専門家は、「朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議を推進する必要がある。これは6カ国の共同の願いであり、国際社会の共通認識でもある」との見解を述べました。
中国外交学院戦略と衝突管理センターの蘇浩主任は、「6カ国協議は朝鮮半島の非核化を実現するためのものだ。現在、非核化の目標は実現していない。従って、6カ国協議を引き続き推進する必要がある」と述べました。
ロシア社会政治研究センターのエフセエフ主任は、「ここ数年、朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議は取りやめられる旨の発言を度々聞いたが、協議のメカニズムとプロセスは依然として存在している。関係各方面は協議のメカニズムに尚注目している」と述べました。
「中国国際放送局」
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