中国の午年春節、20歳の在日華人の男性、騰生世淳さんはハルビンで親戚と一緒に集まり新年を祝った。
日本で生まれた騰生世淳さんの中国の名前は常世淳で、七歳の時にハルビンに戻り勉強し、叔父の家で暮らしてからもう八年の時が過ぎた。彼が中国へ来た時はちょうど春節で、当時中国語が全く分からなかったが、この春節の雰囲気がすぐに好きになったと言う。世淳さんは、「日本は元旦の時に、新年を祝うと言っても、家族が一緒にご飯を食べるだけです。初めて中国に来た時に、家族で餃子を作ったり、花火をあげたり、麻雀をやったり、春晩を見たり…本当に賑やかでした。」と話した。
世淳さんは中国の春節が最も人間味溢れると言う。大晦日には家族全員が一緒に年明けを迎えるだけではなく、新年の初一から親戚に挨拶し、縁起のいい言葉を話す。
大晦日には、世淳さんも餃子を作るチームに参加し、多くのことを学んだ。世淳さんは、「この春節、私はハルビンで新年の賑わいと中国の睦まじい家族愛を身にしみて体験し、とても暖かく感じました。」と述べた。
「東北サイト日本語」
|