タクシーは都市を自由に動き回り、一日に多くの場所に行き、様々な風景を見る。中には、これらの毎日異なる風景を記録する運転手もいる。日本の36歳のタクシー運転手の榎本一穗さんは、タクシーから見た街の様子や人物を多重露光で撮影し、それを組み合わせてドキュメンタリー作品を作った。「窓の外の幽霊」という雰囲気がある。榎本さんは、「タクシーは海の中を進み続ける潜水艦のようである。タクシー写真家になってから、見えるすべての景色が私の撮影対象になった」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」