新疆視察中の習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は5月1日のメーデーを前に、ウルムチで模範労働者および先進工作者、先進人物の代表に接見し、全国の無数の労働者に向けてメーデーの挨拶を述べた。

　習総書記と兪正声中共中央政治局常務委員(全国政協主席)は、張春賢新疆維吾爾(ウイグル)自治区党委員会書記(中共中央政治局委員)、ヌル・ベクリ自治区政府主席を伴い、新疆迎賓館で新疆の模範労働者および先進工作者、先進人物の代表ら28人に接見し、親しく握手し、記念撮影した。

　その後の座談会では、先進人物代表である武装警察新疆総隊病院の庄仕華院長、先進工作者代表で中国工学アカデミー会員の吾守爾・斯拉木(音訳)新疆大学教授が相次いで発言。自らの経験と結びつけて、辺境への愛、辺境の建設、辺境への奉仕について心置きなく語った。習総書記はたびたび口をはさみ、会話をした。

　その後、習総書記は熱意あふれる談話を発表。「みなさんとここで会うことができて嬉しい。みなさんの中には昔の模範もいれば、新しい先進もおり、その業績は感動的だ。みなさんが元気はつらつとしているのを見て、私は大変鼓舞された。明日はメーデーだ。私は党中央と国務院を代表して、みなさんおよびみなさんを通じて全国の模範労働者および先進工作者、先進人物、全国各族の労働者、農民、インテリ、その他労働大衆に向けて、メーデーを祝い、心からの挨拶をする！」と語った。

　これに先立ち、習総書記は4月28日午後にウルムチハイテク技術産業開発区内の新疆果業集団を視察。生産・経営の第一線で勤勉に働く従業員を始め、同社の全職員に向けてメーデーを祝った。また、同社に対して、調和ある労働関係を構築し、従業員の積極性を十分に引き出し、従業員に頼って共に企業をしっかりと経営するよう求めた。

　「人民網日本語版」