若者に端午節の過ごし方を聞いたところ、ちまきを食べるという答えがほとんどだった。それ以外の端午節の過ごし方をご紹介したい。城市晚報が伝えた。
端午節に「卵ころがし」
端午節早朝に大人は子どもたちを寝床から追い出し、茹でた鶏卵を子どものお腹の上で転がして笑わせ、子どもに食べさせる。
子どもの腕に五色の糸を飾る
五色の布でトウガラシやトウモロコシなどを形作り、五色の糸で子どもの服のボタン穴に飾る。こうした細かい飾りを作るのは難しいが、長白山風景区や周辺地域の朝鮮族居住地で購入することができる。
庭を掃除し、蓬を飾る
「清明節には柳、端午節には蓬」という言い方がある。毎年端午節に各家庭は庭を綺麗に掃除し、菖蒲や蓬を門に飾り、虫や邪気避けにする。
多彩な紙のひょうたんを飾る
大小様々な色とりどりの紙のひょうたんを糸でつるし、下に房などを付け、柳の枝に飾り、軒端で風に揺れるのを楽しむのは端午節の美しい風景だ。
端午節の観光地は人も少ない
短い連休がもうじき訪れる。6月は高校や大学の入学試験シーズンであるため、受験生やその家族は試験の準備に忙しく、端午節の連休は各地の観光地の人出は混み合わないと見られる。この機会に一家で観光にでかけるのもお薦めだ。
少数民族の端午節長白山脈一带
朝鮮族の端午節は盛大だ。家の軒には精緻な細工の赤トウガラシや金色のトウモロコシが飾られ、朝鮮族の民族衣装を着てブランコで遊ぶ。長白山風景区の露水河長白山国際狩猟場や撫松仙人橋などの朝鮮族の居住地区では濃厚な端午節のムードを味わうことができる。
「人民網日本語版」
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