中国の民間では端午節を盛大に祝う。祝賀活動も様々だが、次のいくつかの形式がよく見られる。
ドラゴンボートレース
ドラゴンボートレースは端午節の主要な習慣だ。楚の国の人が屈原の入水自殺を惜しみ、大勢で船を出して救助に向ったのが起源だと言う。先を争って追跡したが、洞庭湖まで行くと手がかりが全く消えてしまったという。後に5月5日にはドラゴンボートを漕いで屈原を記念するようになった。船体の竜が魚を追い払って、屈原の遺体を食べないようにするという。レースの習慣は呉、越、楚の時代に盛んになった。