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第10回中国国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー)が、16日に成功裏に閉幕した。戦闘機、無人機、国産大型輸送機、水陸両用機など、数多くの武器が「中国製」、「独自開発」という麗しい名刺を持ち、本博覧会の最大の見所になった。これは中国空軍の武器装備の、系統的・持続的な発展を示した。
本博覧会の開幕に伴い、J-31、Y-20などの盛んに議論されていたスター機種が相次いで神秘的なベールを剥いだ。これらのスター機種の見事なデモンストレーションは、本博覧会の盛り上がりをピークに押し上げた。J-31は戦闘機、Y-20は輸送機と異なっているが、統一的な「中国の血」は、中国航空産業の台頭の軌跡というサプライズをもたらした。
本博覧会の中国空軍展示ブースに入ると、FC-1「梟竜」、J-10、Z-8KAなどの現役武器装備が展示されており、「中国製」で彩られていた。軍事専門家、空軍航空雑誌編集委員の傅前哨氏は、「中国のエアショーは時間軸上の記録者のようなもので、中国航空産業の驚異的な台頭のペースをはっきりと示した」と語った。
傅氏は、「過去10回を振り返ると、第1回珠海エアショーでJ-7とJ-8が登場し、第7回珠海エアショーでJ-10が登場するまで、12年の月日が流れた。第7回から第10回までのわずか6年間で、中国は第4世代戦闘機のJ-31を展示し、驚異的なペースを示した。これは長期的な研究の基礎を持つ、中国の創造力によるものだ」と指摘した。
中国共産党第十八回全国代表大会の報告の中で、国防工業の自主革新力を強化することが提唱されたが、これは国防科学技術工業に対する要求と目標でもある。独自の知的財産権を持つ「中国製」の武器装備の配備が増えるに伴い、国防・軍隊の武器装備の持続的な発展が促進される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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