外交部(外務省)の洪磊報道官は6日の定例記者会見で「日本側が歴史問題についてのこれまでの姿勢表明や約束をしっかりと順守し、実際の行動によって平和的発展の道を歩むことを希望する」と表明した。

　――日本の安倍晋三首相は5日の記者会見で、今年発表する戦後70年談話について「村山談話」など歴史認識に関する歴代内閣の立場を継承し、第2次大戦への反省および戦後の平和的発展の歩みを盛り込むとともに、今後アジア太平洋と世界の平和・安定に一層貢献する方法についてメッセージを対外発信する考えを表明した。これについてコメントは。

　今年は世界反ファシズム戦争ならびに中国人民抗日戦争勝利70周年であり、国際社会にとって歴史を振り返り、経験と教訓を総括し、未来を展望する重要な年だ。われわれは日本の政府と指導者が過去の侵略の歴史に対してどのような態度を取り、どのようなメッセージを発するのかを注視している。日本側が歴史問題についてのこれまでの姿勢表明や約束をしっかりと順守し、実際の行動によって平和的発展の道を歩むことを希望する。

　「人民網日本語版」