五輪で空手を楽しむことができるだろうか?これは不可能ではない。空手は現在、2020年の東京五輪採用に向け取り組みを進めている。
国際オリンピック協会が先ほど決定した改革プランによると、五輪開催国は今後、実施競技の追加提案権が認められる。日本で流行する格闘術の空手が、オリンピックに進出するチャンスを手にした。世界空手連盟会長は、2020年東京五輪の主催者と、空手の五輪採用の可能性について協議した。
アントニオ・エスピノス会長は8日に開かれた記者会見で、「空手は日本の伝統的な競技だ。我々は日本空手道連合会と協力し、2020年の五輪に採用されるため全力を尽くす」と表明した。
「五輪アジェンダ2020」によると、国際オリンピック委員会は競技数ではなく、種目数の設定によって全体的な規模を抑えることになり、新たな競技が採用される可能性が出てきた。また開催国は少なくとも1種目の追加提案権を手にする。
世界空手連盟によると、全世界の空手の競技人口は1億人以上に達する。空手は2012年ロンドン五輪、2016年リオ五輪に立候補したが、失敗に終わった。五輪競技申請は今回で3回目となる。
エスピノス会長は、「空手は特に競技場を新設する必要がなく、3日間で競技を完了できる。これは五輪採用の有利な条件だ」と述べた。
北京五輪後の「スリム化」によって削除された野球・ソフトボールは日本で非常に流行しており、五輪復活の呼び声が最も高い。他にもラケットボール、ローラースポーツ、ロッククライミング、武術などの競技も、東京五輪に採用される可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
|