ミャンマー軍用機の落とした爆弾が中国領内で一般人の死傷をもたらした事件から3日が過ぎました。中国外務省の洪磊報道官は16日、定例記者会見でその後の経過を紹介し、ミャンマーの衝突当事者に中国の関心事項に真摯に対処するよう促しています。
洪磊報道官は「ミャンマー側は、事件が中国の人員の死傷をもたらしたことを悲しむと同時に、真摯に調査して妥当に処理していくと中国に表明している。ミャンマーは15日すでに中国との国境地域に作業チームを派遣し、中国と合同で調査を始めている」と紹介しました。
ミャンマー軍用機が13日、中国領内で数人もの罪もない一般人の死傷をもたらし、中国国内で強い反発を引き起こしました。中国国防省、外務省及びミャンマー駐在中国大使館はミャンマーに対してそれぞれ厳正な申し入れをしました。ミャンマー北部のコーカン地区での衝突はすでに1か月余り続いています。洪磊報道官は、「ミャンマーの衝突各側に中国の関心に真摯に対応し、自省を保ち、事態をいち早く鎮静化し、平和と安定を回復させるよう改めて促す」と話しました。
「中国国際放送局」
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