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朝鮮の地下資源を世界がもの欲しそうに見ている。特に日本が積極的で、そのターゲットはレアアース(希土類)だ。31日付中央日報が伝えた。
中日関係が冷え込むと、日本は朝鮮のレアアースに興味を持つようになった。中国のレアアース輸出量のうち56%は日本が占めている。中日関係の悪化はレアアース輸出に悪影響を及ぼし、日本の産業に致命的な打撃をもたらした。
日本はレアアース輸入先の多元化を迫られた。レアアースの安定供給を確保するため、日本はベトナム、カザフスタン、エストニアなどの資源を考慮したが、その後さらに朝鮮が豊富なレアアース資源を持つことを知った。朝鮮はかつて、レアアースをそれほど重視していなかった。朝鮮は1980年代にレアアースの価値に気づいたが、生産には大規模な設備が必要なため、生産を見送った。朝鮮はその後の中日の対立により、レアアースの価値を真剣に考えるようになった。朝鮮国家資源開発性調査局は3月23日、オーストラリアなどの地質学者との調査結果を発表し、朝鮮の地下に2億1600万トンのレアアースが埋蔵されているとした。同局は誇らしげに、「2010年の世界のレアアース消費量はわずか14万トンで、朝鮮の埋蔵量は非常に豊富だ」と発表した。しかし朝鮮が発表したこの結果は直接探査ではない推定値であり、鵜呑みにはできない。
中国は今年1月、世界貿易機関(WTO)の決定に基づき、レアアースの輸出割当制を廃止し、厳しい環境基準により生産制限を行っている。
これは日本が朝鮮との関係を早期改善したがる理由だ。朝鮮の環境保護の規定は、中国ほど厳格ではない。ロシアは昨年10月に、朝鮮内陸鉄道の補修事業に着手すると同時に、資金確保のためレアアース開発に参入することを決定したが、それもこの理由によるものだ。朝鮮はレアアースを媒介とし、中日韓との関係を慎重に維持している。
朝鮮と韓国の現在の関係を見ると、レアアース共同開発は遠い先の話だが、韓国も興味が無いわけではないようだ。韓国政府は2011年に朝鮮と、江原道平康郡のレアアース鉱山開発事業を推進した。しかし今のように日本で加工したレアアースを輸入することと、日本から設備を購入して朝鮮と共同開発をすることのどちらが利益になるかを計算する必要がある。
中国も朝鮮のレアアースに注目している。中国は朝鮮から少量のレアアースを輸入している。韓国貿易協会の統計によると、朝鮮は昨年、中国に約60トンのレアアースを輸出した。韓国慶南大学の任乙出(音訳)教授は、「資源競争は今後も激化する。レアアースは戦略的価値の高い資源であり、朝鮮・韓国の共同繁栄に利用されることを願う」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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