日本は4月7日、両国の財務相が約3年ぶりに会談する可能性があると発表した。会談は6月に北京で開かれる予定。中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への加入に関する問題が、会談の主な議題の一つになる可能性がある。露スプートニクのウェブサイトが伝えた。
日本は先ほど、AIIB加入に関する計画を否定した。AIIBの加入国は50カ国以上に達し、米国の同盟国である英国、フランス、ドイツ、イタリア、韓国が含まれる。銀行の設立を阻止できない米国は、協力の意向を示すに留まった。
日本は新たに構築される地域の金融・政治構造において、自国が孤立する危険性を理解している。また中国の主導的な地位が日増しに固められ、米国が将来的に日本を保護できなくなることも懸念している。ゲームのルールが変わる時が来たのだ。日本は中国に友好的になり、中国主導のプロジェクトへの加入意向を示すことになった。
中国友好のもう一つの動きとして、日本外務省は4月7日に発表した外交青書の中で、日本の侵略を「深く反省する」と表明した。ロシア科学院極東研究所日本研究センター長のワレリー・キスタノフ氏によると、この文言は初めて使用されたという。
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