奇麗な伊春は「縁の宝庫」と見なされている。伊春の総面積は32,872平方キロで、漢、満、イスラン、朝鮮、オロンチョなど22の民族が住んでいる、総人口が132万。伊春は小興安領山系を縦に貫き、三江平原に面し、北に黒竜江を隔ててロシアと合い望み、国境線の長さが246キロで、黒竜江省の重要な中枢である。
小興安領の腹地に位置している伊春市は、森林に囲まれた都市で、「中国の林の都」と称されている。伊春林区にチョウセンマツ、落葉松、白樺など百種類以上の樹木、朝鮮人参、刺五加、五味子など500種類余り貴重な漢方薬材、山葡萄、キウイフルーツ、茸、木耳、蕨などの山の特産物が生えている。また生い茂った樹海の中に、シベリヤ虎、鹿、熊、飛竜などの珍しい鳥や獣が生きている。
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