中国の大手乳業メーカー、光明乳業は18日、ニュージーランドの5大乳業メーカーの一つ、シンレート・ミルクの51%の株式を取得する意向を明らかにした。中国の乳業メーカーが海外企業を買収するのは初めてという。
協議によると、光明乳業はシンレート・ミルクの新規発行普通株2602万1658株を増資の形で引き受け、シンレート・ミルクの51%の株式を取得する。1株3.15ニュージーランドドル(約195円)で計算するため、光明乳業は約3億8200万元(約49億円)を支払うことになる。
中国ではここ数年、乳製品の消費市場が急速に拡大し、乳牛の不足や品質のばらつきといった問題が同業界の成長を妨げる障害となっている。今回の買収には、ニュージーランドの健康な乳牛を確保することで供給の安定をはかる狙いがある。(編集YT)
「人民網日本語版」
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