報道によると、チャン・ジャヨンさんの残した手紙には、接待の場所や相手の職業などが詳細に記録されている。この中には芸能事務所や制作会社の関係者の他にも、大企業や金融機関、メディア関係者なども含まれていると見られる。「復讐してほしい。接待から抜け出す方法がない。接待を受けに来た男性は悪魔だ。100回以上も接待に連れ出された。新しい服を着る時はまた別の悪魔に会わなければならない」等、手紙には当時の悲惨な状態が記されている。また「両親の法事の際にも所属事務所に接待を強要された。リストを作っておいたので、私が死んだとしても復讐してほしい。冥土から復讐してやる」と悲痛な叫びが残されている。
SBSによると、この手紙は公証機関の鑑定により、本人の筆跡だと確認されているという。
報道によると、チャン・ジャヨンさんは2009年3月に京畿道盆唐の自宅で自殺したが、遺書は発見されず、当時は単純な自殺として処理された。しかしマネージャーがチャンさんの残した文書の存在を主張し、一連の争論が巻き起こされた。所属事務所の前代表と元マネジャーが2010年11月にそれぞれ懲役1年、執行猶予2年、社会奉仕160時間の有罪判決を受けている。(編集YH)
「人民網日本語版」
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