韓国の聯合ニュースは18日、野田首相が「手土産」を持って訪問したことを伝えた。韓国の大統領府はこの日、『日韓図書協定』に基き、日本に略奪された朝鮮半島由来の図書1205冊のうちの一部が韓国に返還されると発表した。
韓国の専門家は次のように分析する。日本の民主党はアジアに重視しているが、近ごろまた中国の台頭に敏感に反応し、日韓の協力を強化する必要があると思うようになっている。そのため、韓国を最初の訪問先に選んだ。これは韓国の日本の外交における地位が高まったことを示している。ところが、野田首相が韓国を訪問しても、日韓の間で独島、慰安婦、靖国神社参拝、歴史教科書の4つの問題について有効な解決策がまとまることは期待できず、双方が立場を再度表明する段階にとどまると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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