中国移動通信集団公司が15日に発表した2011年の業績報告によると、同期の営業収入は5280億元で前年比8.8%増加し、利益は1259億元で同5.2%増加した。一年を365日として計算すると、世界最大の通信キャリアである同公司は、一日あたり3億4千万元を稼いだことになる。「北京日報」が伝えた。
財務報告によると、同公司の音声サービス業務が増加を続けており、利用者の総通話時間は3兆8872億分で同12.3%増加した。利用者1件当たりの毎月の平均通話時間は525分、ひと月の平均通話料は71元だ。データ業務の収入が前年より15.4%増加し、営業収入全体に占める割合は26.4%に上った。無線のインターネット接続業務の収入は同45%増加し、営業収入全体に占める割合は8.4%に上った。
付加価値業務をみると無線音楽配信サービスの収入が221億元に達した。このほか携帯電話でのデータ閲覧、動画視聴、電子メールなどの各業務が急速に伸びている。現在の中国移動の時価総額は2180億ドルで、引き続き通信キャリア世界一の座を維持している。
「人民網日本語版」
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