「宋慶齢故居」は、孫文の妻で、中国の国家副主席を務め、「中華人民共和国名誉主席」の名誉称号を受賞した政治家の宋慶齢(ソン・チンリィン)がかつて住んでいた邸宅。「宋慶齢故居」はもともと清代(1644~1912年)最後の皇帝である愛新覚羅溥儀の父親の邸宅で、党と政府の委託を受けた周恩来総理が改修を計画し、宋慶齢の住まいとした。
宋慶齢はこの邸宅に1963年から亡くなるまでの18年間住み、亡くなった後中国は邸宅を国家の重要文化財に指定した。そんな歴史ある文化財で起きた火災だが、幸いにも死傷者は出ず、当局は現在出火原因について調査を進めている。
(新華網日本語)
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