その後、寮生たちによる歌、民族舞踊、器楽演奏、ピアノ連弾、ソプラノ独唱、合唱「後楽寮歌、上を向いて歩こう」を参加者全員で歌い、春節を共に祝った。
第2部は、後楽寮食堂に移動し、寮のシェフによるすばらしい料理を味わいながら交流を楽しんだ。チベット舞踊を演じた早稲田大学留学生黄茜さん、新疆ウイグル舞踊を演じた鳥其坤さんは、記者の為に料理に、飲み物にとホスト、ホステス役を提供してくれた。
皆のお腹が膨らんだ頃、第2部のパフォーマンスが開始された。歌あり、ファッションショーあり、ゲームありと盛りだくさんの演目を演者はもとより観客も童心に帰ったように無邪気に楽しんだ。
よく「陽気なアメリカ人」とアメリカ人は陽気な人種と言われているが、中国の若者がそれ以上に陽気であることに驚きを感じた。演者はみな真剣な顔で他愛のないこと(失礼)でも演じ、その演者の大学を見ると東大、東工大、学芸大、東京芸大等陽気にはしゃぐこととは縁のない学生たちばかりの印象を受ける大学(早稲田大学はあり得るかも)の生徒が演じることのアンバランスに、おかしさと楽しさを感じた。
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