中国人民銀行は6日、「2012年第4四半期貨幣政策執行報告」を発表し、「現在、物価の上昇をもたらすいくつかの要因が依然として存在しているため、今後、インフレリスクを警戒する必要がある」と指摘しました。
報告は、物価上昇について以下の3点をあげました。まず、労働集約型で、また貿易財になりにくい農産物とサービス業の価格が上昇していくこと。また、経済の回復と需要の拡大はCPI・消費者物価指数の上昇をもたらすこと。更に、世界の超緩和的金融政策が長く続き、主要経済体の量的緩和競争は輸入インフレを招く可能性があるだろうということです。(万、KOKUSEI)「中国国際放送局」
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