国家発展改革委員会はこのほど、今月25日午前0時から、ガソリン、ディーゼルオイルの工場出荷価格を1トンあたり350元引き上げることを決定した。2012年11月16日に国内の石油製品価格の引き下げ調整が行われた後、国際市場での原油価格が高騰したことを受けて、市場では価格調整が行われるとの予測が広がっていた。だがこれまでは春節(旧正月、今年は2月10日)要因を考慮して、同委による価格調整の日程は窓口が開いていながら延び延びになっていた。現在は国内の原油価格は上昇しているものの、国際市場の原油価格は低下しているという状況で、このたびの調整はあまりタイミングがいいとはいえない。こうしたことから国内の石油製品価格決定メカニズムは柔軟でないとの声が上がり、新しい価格決定メカニズムを求める声もますます切実になっている。「京華時報」が伝えた。
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