世界の富の分布を見ると、中国人長者の比率が高まり続けている。大中華地区からは今年357人の経営者がランクインし、全体の23%を占めた。最多となった米国からは409人がランクインし、全体の28.1%を占めた。ロシアは88人で3位。同ランキングをオリンピックに例えるならば、中国人長者は団体で銀メダルを獲得したことになる。
中国の入選者のうち、中国本土の長者は262人、香港は54人、台湾は32人となった。これらの長者の平均資産は160億元(約2400億円)で、世界の長者の平均資産を80億元(約1200億円)下回った。その平均年齢は58歳で、ランキング全体の平均を5歳下回った。そのうち女性長者の占める比率は13%に達し、世界の女性長者がランキング全体に占める比率を上回った。
◆中国資本市場、最大の富を創出
同ランキングによると、中国資本市場は最大の富を創出している。中国上場企業の長者数は212人に達し、米国は211人となった。
同ランキングの創設者である胡潤氏はインタビューに応じた際、「中国の上場環境は理想的なものではないが、上場を待つ企業は依然として多い。未上場の多くの中国企業は資金を欲しているが、銀行融資などのルートによる資金調達が困難になってきている。そのため多くの企業が、上場による資金調達を行う見通しだ」と述べ、「中国企業が100社上場するたびに、20億元クラスの長者が50人以上誕生する」と予想した。
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