自身のブログには日本の風景を写した写真がたくさんアップロードされている。「風景のすばらしさも、日本に留学した理由のひとつでした。休みの時はいろんな所を巡り、日本の自然を満喫します。大海原と澄んだ空気が何より好き」と丁さん。
丁さんを取材したのは元宵節(旧暦1月15日の節句)に当たる2月24日。本来ならば一家団らんの日だが、彼女は中国中央テレビ(CCTV)の特番をネットで見て過ごした。「たくさんの友人と一緒でしたが、実家のような温かさはない。両親がそばにいれば、と思いました。春節(旧正月、今年は2月10日)の日はまだ試験中でした。お祝いムードはなかったけれど、夜は友達と大阪でごはんを食べました」
海外のきれいな風景や空気も、気の置けない友人や愛する家族がそばにいる幸せにはかなわない。故郷や家族への想いは、水彩さんの心の最もやわらかいところだ。
「人民網日本語版」
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