中国経済の今後について、林氏は引き続き楽観的な見方をしている。世界銀行での任務を終えて国へ戻った林氏はかつて、中国は今後20年間は8%の成長率を維持する潜在力があると述べ、これに対して懐疑的な見方をする人が多かった。林氏はこの日も、中国の未来の経済発展の潜在力はなお大きく、今後20年間は急速な発展期になるとの見方を示した。潜在力が十分に発揮されれば、20年の一人当たり平均GDPは問題なく10年の2倍に達するという。
もちろん、中国経済は安定の中にも危機への備えを欠かしてはならない。林氏は、発展の過程で出現した腐敗などの問題は重視すべきであり、政策決定者は今存在する問題をよく理解する必要があると指摘した。
「人民網日本語版」
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