春節(旧正月、今年は2月10日)の連休(2月9-15日)が終わり約2週間。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は4日、中国では連休明けの初出勤日に、辞表を提出する若者が急増したとする記事を掲載した。環球時報が報じた。
以下は同記事の主な内容。
中国のある大手求職サイトが最近発表したデータによると、春節の連休明けの1週間、ネット上の求職者数は前年同期比36%増となり、新たな求人は2倍に増加している。
年末ボーナスを手にし、変化を求める若者が増えるこの時期。新たなチャンスを求める人が、今年は例年に増して増加しているのだ。前出求職サイト・広報部の責任者は、「過去数年も春節後の転職率は増加の一途をたどっていたが、今年は予想をはるかに超える増加幅」と指摘する。一方、北京のある国営企業で働く丹尼爾朱さんは、「収入がもっと多い仕事に就きたい」とし、理由について「今所属している部門は将来の見込みがない」としている。また「周りにも、私営企業で働いているため残業が多く転職を考えている友人がいる」と語る。
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