インターネットの化粧品販売店舗の大手の間で価格戦争がスタートした。中国電子商務(eコマース)研究センターが3日明らかにしたところによると、女性の購買力の高まりにともなった登場した女性をターゲットにした経済活動“彼女経済”の春の市場を開拓するため、聚美優品や楽蜂といった大手が大幅な割引、買い物券プレゼントなどのキャンペーンを相次いでうち出しており、eコマース価格戦争は“伝統的”な家電分野から化粧分野にも拡大した。ある業界関係者によると、化粧品のeコマース市場は激しい競争に直面しており、価格戦争をうち出すだけでなく、市場のターゲットを細分化すること、サイトの運営効率を引き上げることも極めて重要だという。“濱海時報”が伝えた。
▽低価格は単なる手段
聚美優品や楽蜂などのサイトに登録してみたところ、かつてないほど大規模な買い物券プレゼントキャンペーンが行われており、割引率は実店舗での割引率よりも大きく、このキャンペーンに相当な力が入っていることがわかる。だがネット店舗は在庫が不足していたり、サイトを開くのに時間がかかったり、人気商品がすぐに完売したりすることから、実際にはここで人気商品や大幅値引き商品を手に入れることは難しい。消費者の中には、今回の大規模な割引キャンペーンは、店舗側の低価格を売り物にした宣伝に過ぎないととらえる人もいる。
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