米コーネル大学の研究者はこのほど3Dプリント技術と、牛の耳の生きた細胞を含む「生物インク」を駆使し、人の耳殻を立体出力することに成功した。こうして出力された耳殻は、機能も形状も正常な人の耳殻に相似している。研究者は今後、患者自身の耳の細胞を用いて耳殻を出力し、移植を実施する計画だ。同情報を受け、医療整形業界の未来に無限の可能性が生まれた。人民日報が伝えた。
医学界が現在使用している人造耳殻は、主に次の二つに別れる。(1)軟骨に似た人工材料によるもの。質感が人の耳と大きく異なるという欠点がある。(2)患者の肋軟骨の一部を使った、新たな耳殻の「彫刻」。この方法は患者の肉体に損傷をもたらし、完成した耳の外観と実用性は医師の「彫刻技術」に左右される-----。3D生物プリント技術による人口耳殻には、上述したような欠点が存在しない。
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