最後に毛氏は日本漫画の特徴について、(1)機能。漫画にはある種の現象を描き出すという機能がある(2)コピー。目で見たものを漫画の中にコピーすることができる(3)絵と文---と3つのキーワードを挙げて説明。「中日の文化的違いがあったから日本の漫画は(中国で)発展した。この発展のメカニズムこそ中国漫画が学ぶべき点だ」と述べた。
15歳から漫画を描き始めた胡氏の作風は清らかで柔らかく、洒脱だ。1996年9月16日、「倩女幽魂」で東アジア漫画サミット「審査員特別賞」を受賞、大陸部漫画家の国際賞栄冠のさきがけとなった。同時に中国伝統の連環画(子ども向けの小型の漫画本)の継承人、そして開拓者としても知られている。「Where we are going」は多様なテーマを描いた、胡氏の在日中の渾身の力作だ。
「人民網日本語版」
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