32GB(WiFi)のiPadはブラジルで約10万円(6400元)、日本で5万800円(約3300元)。
64GB(WiFi)のiPadはブラジルで約11万1000円(約7200元)、日本で5万8800円(約3800元)である。これらを見ると、日本の約2倍であることがわかる。
iPhone4S(16GB)も10万3900円(約6700元)で日本より高い。一番安い8GBのiPhone4は7万9000円(約5100元)する。
“中国網日本語版(チャイナネット)”

アップル製品がブラジルでこんなに高い理由について、ブラジルの有名誌“VEJA”は次のように分析した。
1.為替の影響
2.供給が需要に追いつかない
3.関税の高騰
4.高いインフレ率
5.競争市場が弱い
6. スケールメリットが少ない
7.労働生産性の低下
価格に影響する要素は関税の高騰だけではない。多くの日本人観光客はリオデジャネイロでサンスンやLGなどのアンドロイドのスマートフォンを使い、iPhoneを使う人は極めて少ない。ブラジル人にとって、アップル製品を使うことは今も一種のステータスである。