中国の『経済日報』が、このほど上海国際航運研究センターが発表した『全世界港湾発展報告2012』は、2012年、中国で貨物取扱量1億トン以上の港(沿海港と内陸河川港を含む)は29港増加し、港湾の成長は安定していますが、成長速度は著しく緩やかになったとしていると報道しています。

　データによりますと、2012年、中国の一般港湾の貨物取扱総量は97.4億トンに達し、前年比で7.4%増加しました。また、国際需要が下降したことと国内経済の構造転換の影響を受け、2012年の中国トップ5の港湾は貨物取扱量の伸び率が10%を越えませんでした。ただし、小型港は相変わらず速い伸び率を保っているということです。「中国国際放送局」(トントン、大野)