北京ではここ数年、市民からの要望のうち、「公衆トイレの環境改善」を求める声が最も多い。北京のビジネス街・国貿にある「芳香漂う公衆トイレ」は、悪臭やハエ・蝿とは一切無縁のトイレとして、界隈のサラリーマンから人気を集めている。北京青年報が伝えた。
この公衆トイレは、一見ごく普通のトイレだが、ハイテク自動消臭機能、さらには芳香機能が備わっており、便器の洗浄も不要。トイレに入っても、異臭が全くしないだけではなく、ほんのりと清々しい良い香りが漂っている。「芳香漂う」ことから人気を呼び、ここで用を足す市民は1日1万人を上回っている。
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