▽中国の乗用車生産量は世界全体の2割に
PwCによると、世界で自動車生産台数の伸びが最も大きい地域は、アジアの新興工業国地域と北米地域だ。日本を除くアジアでは生産台数が約30%増加して2029万台に達した。うち中国の今年の生産台数は1418万台に達して、世界全体の約20%を占める見込みという。
米国の今年の乗用車生産台数は750万台で、前年比約33%増加する見込みだ。米国自動車工業は昨年、金融危機と経済危機という二重の打撃を受けて、大きな損失を出した。今年は生産・販売状況が好転しているが、米国メーカーはそのために利益の低下という代償を支払っており、割引しなければ車が売れないという状況に陥っている。
生産台数をみると、米国は今年、中国、日本に次ぐ世界3位となる見込みだ。日本の乗用車生産台数は今年、896万台に達して、前年比18%増加する見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」
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