外国人記者の誰もがそう思いながらきっと伝統的な舞台なのだろうと決め付けていたのですが…
日本語で言えば、ずばり「夫婦漫才」です!
しかしそれはただの夫婦漫才でもなく、漫談や踊り、歌、アクロバットやちょっとした手品のようなパフォーマンスの他、二胡やシンセサイザーなどの生演奏も加わって、日本のお笑いを見ているような感覚であるにもかかわらず、中国語や東北弁が理解できなくてもほとんどの内容を楽しめる構成となっています。
実際、中国語がほとんどわからない外国人記者たちも声を出して笑い、「面白い!」と大絶賛でした。
雪が降りしきる寒い冬の遼寧旅行、瀋陽の夜は夫婦漫才で笑いの舞台を楽しむ。劇場の中はやや寒く感じたのですが、夫婦漫才で笑っているうちに寒さも忘れ、一日の締めくくりが「笑い」であることに遼寧省の人々の生活スタイルを垣間見た気がしました。
ここは正に、心温まる東北の都市だなぁ、とそう感じた2日目の旅でした。 「中国国際放送局」