先ごろ四川で発生した大雨による土石流災害で、1頭のジャイアントパンダ(パンダ)が死亡した。四川省林業局が6日明らかにした。
岷江の川原でトウモロコシの世話をしていたブン(江の工を文に)川県映秀鎮黄家村の村民は5日午前、映秀鎮中心部から岷江に沿って1・5キロ下った紫坪鋪ダムで、パンダの死体を発見した。村民はすぐに現地の派出所に報告し、ほかの村民とともに死体を岸辺まで運んだ。
アパ・チベット族チャン族自治州林業局からの報告を受けた四川省林業庁は、すぐさま臥竜中国パンダ保護研究センターとブン川県林業局に対し、身の安全を確保することを前提に職員を現場へ派遣し、パンダの死体の解剖分析と処理作業を行うよう指示した。臥竜中国パンダ保護研究センターとブン川県林業局は大雨のなか、現場へ急行し、解剖と処理を行った。解剖の結果、パンダは10才前後のオスであることがわかった。歯は健康で、明らかな摩耗はみられなかった。舌は損傷し、腹部は大きく膨れ、腹部と四肢の一部の毛は水につかって抜け落ちていたが、大きな外傷はなかった。解剖の結果、パンダの肺と気管支に多くの水がたまっていた。
|