KLMオランダ航空のボーイング777-200型機が19日、初めて大陸間飛行を行い、オランダ・アムステルダムからブラジル・リオデジャネイロへ向った。同機は中国では俗に「下水油」と呼ばれている使用済みの調理油から精製されたバイオ燃料を利用している。使用済みの調理油から燃料油を精製するこの技術はオランダ・アムステルダムとフランス・パリをつなぐ路線でも使用されているが、今回の大陸間飛行は全長1万キロメートル近くで、同技術の成熟さを表すものだ。
KLMオランダ航空はこれに先立ち、エンジンの調整などを行う必要もなく再生食用油を使用可能だとコメントしている。
「人民網日本語版」
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