9日に黒竜江省鶴崗市で開催された第4回東北地区東部(12+2)地域協力円卓会議上で、国家発展改革委員会東北振興司の巡視員・王樹年氏は『中国東北地区が北東アジアに向かう開放計画綱要』はすでに国務院の返答を得た、と述べた。
王樹年氏によると、この『綱要』には「東北地区を北東アジアに向けて開放する重要な中枢として作り上げる」と明記されているという。東北地区は新しい時代の全国対外開放戦略の重点地区、また先進的な生産要素が集まる現代的産業基地に作り上げられる。同『綱要』は東北地区東部を東北地区の対外開放の重点地区とし、「ロシアと朝鮮に隣接する地理的優勢を発揮し、東北地区東部の鉄道、高速道路の建設をきっかけにして、地域産業のレベルアップと資源の統合を促進する。その沿線の重点都市を基礎に、丹東港を拠り所にして、東北地区の新しい海路と対外開放の重要な門戸を打ち建てる」という具体的な要求を提出した。
翻訳:寧 顕剛 菅井 温子「東北サイト日本語」
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