新疆維吾爾(ウイグル)自治区巴里坤県にある「蒲類大観園」は180点の景観作品を利用して、現地の歴史ある遊牧文化を展示している。写真は匈奴の王帳。周囲を火の盆で囲まれ、王帳の傍には匈奴人と狼がおり、匈奴人が太陽と狼を崇拝することを表している。巴里坤は古くは蒲類と呼ばれ、漢の時代の36国の一つ、西域の蒲類国だった。大観園は2008年に建設され、園内では様々な景観作品を設置して烏孫や匈奴といったかつて巴里坤草原で生活し、戦った遊牧民の特色ある文化を展示している。彼らの王帳や祭壇は同園の代表的な芸術作品となっている。「中国新聞網」が伝えた。
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