
記者会見で涙を落とすモデルの王瑞児さん
最近、中国人モデルの王瑞児さんが黒スーツ姿で北京某所で記者会見を行った。王さんはネット上に流出した、日本側監督の演出と意見が合わず、集団強姦されたとされる事案について、非常に傷ついていると語った。会見場所で彼女は感情を抑えきれずに数回も泣き崩れ、自殺してこのことを終わりにしようとも思ったと告白した。王さんの家族もこの事件で芸能界をやめるよう諭したという。
ネットの掲示板などで王さんの話題や写真が短時間で数十万回もアクセスされ、彼女の名前はネット上で「話題トップ10」のホットキーワードに入った。その後、多くのセクシーな写真がネットに流出し、個人のミニブログはネットユーザからの質問で炎上した。さらに悪質な宣伝だと思うネットユーザも少なくない。
王さんによると、2012年末、日本へ行きAV映画の撮影を承諾した。シナリオを読むと香港映画の「Due West:Our Sex Journey」のようなセクシーアクション映画だった。しかし、商談したときに提示された出演料は破格だったので承諾したという。しかし、実際の映画撮影過程で、監督や製作側が悪意でストーリーを変え、もとのテーマにあった「軽い暴行」シーンが実際の撮影では「集団強姦」シーンなどが追加された。王さんが演じた役は手と足をしっかり縛られて、顔を数回、水中に押し付けられたり、大量の酒を飲ませられて、男優約10人から強姦されそうになった。
王さんは現場で泣きながら抗議して、「続けないで!」「うちに帰りたい!」などと要求したが、スタッフは少しもかまわず撮影を続けた。王さんはこらえ切れなくなり、撮影半ばでさっさと中国に戻った。関連者によれば、王さんは現在、弁護士と連携して、法的手段で自分の権利を守ろうとしているという。
かつて、中国の芸能界で評判をあまり聞かなかった王さんに起こったこの「集団の強姦事件」について、中国では多くの人がこれはただの悪質な宣伝で、有名になるチャンスを得るためだと思っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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