先ほど世界売上ナンバーワンに返り咲いたばかりのトヨタ自動車が、再び大規模なリコールを実施する。トヨタの中国現地法人は30日、2013年2月5日より2万2869台のレクサスIS(輸入車)をリコールすると発表した。トヨタはまた北米・日本で90万8000台のカローラ、カローラ・マトリックス、ヴォルツなどのリコールを実施するが、中国市場は対象外とされた。京華時報が伝えた。
トヨタの中国現地法人は、今回リコールを実施するレクサスISは、2006年1月から2011年9月に生産された分であると発表した。これらの車両は設計ミスにより、ワイパーが積雪などの外部圧力を受けている際に無理に使用した場合、固定ナットが緩む可能性があるという。これにより固定部分が緩み、ワイパーが正常に作動しなくなるため、安全リスクが存在する。トヨタの中国現地法人は、上述したリコール対象車両に対して、ワイパーの固定ナットの無料交換を実施する。
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