最近、あるタクシー利用者の行動が話題になっている。あるタクシーの利用客が目的地に到着した際の料金が49.4元だった。乗客は100元札で払おうとしたが、運転手は20-30元程度の小銭しかなく、お客に「小銭はないか」と尋ねた。
それを聞いた乗客は100元札を取り返すと、突然真ん中の折り目に沿って札を半分に千切り、半分を運転手に投げつけると「こんなことも思いつかないなんて、一生うだつのあがらないタクシー運転手どまりだな」と捨て台詞を吐いて降車したという。
精神科医はこの乗客の行動について「衝動的だ」とコメント。自己顕示欲の気持ちがはたらいただけでなく、これまでのタクシーのサービスに不満が積もっており、当該の運転手に八つ当たりして鬱憤を晴らしたのだろうと指摘している。捨て台詞にも利用客のこうした心理状態が表れているという。
「人民網日本語版」
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