お休みにはお客さんがとても多いのだそうです。2005年あたりはまだ春節休みにはどこもかしこもお休みしていたのに、マッサージ店もお休みがないとは変わったものです。仲間たちも帰らないので、年越しはみんなで集まって騒ぐのだそうです。まだ家庭を持たない若者にとっては、こんな年越しの方がいいのかもしれません。(実際に私もそうでした。)だんだん中国の伝統も薄れていってるような気がします。この背景には鉄道の発展も関係しているかもしれません。所要時間が短くなれば「いつでも帰れる」と思うのでしょう。
その一方で今年も帰省の切符の入手が困難という状況は続いています。ネットや携帯アプリで切符予約ができ、入手方法は拡がっているのですが、需要と供給のバランスはまだまだのようです。(吉野綾子)
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