日中協会の野田毅会長は「今年は日中平和友好条約締結35周年にあたり、これを契機にして、未来志向で日中関係を改善したい。日中関係では"民を以って官を促す"という歴史があった。友好団体は良好な日中関係を次世代に伝えられるよう努力する」と述べました。
これに対し、中国の程永華大使は「日本の一部の人は良好な中日関係を望んでおらず、昨年、釣魚島をめぐる争いを起こした。日本政府も釣魚島に対していわゆる"国有化"を実行した。これにより、中日関係はひどく破壊され深刻化した。これは、長年中日友好に携わってきた人々にとって悲しいことだ」としたうえで、「日本の新政権が現実を直視し、誠意を持って中国側と向き合って進み、対話によって問題を解決し、戦略的互恵関係を共に推進してほしい」と述べました。「中国国際放送局」(鵬、丹羽)
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