その工事現場で、習近平総書記は春節期間中も作業を続ける労働者の1人、河南省信陽市出身の範勇さんと話をしました。範さんは地下鉄工事のため、帰省ができません。故郷から奥さんが子供を連れて北京にきたと範さんが話すと、習近平総書記は範さん一家を訪れれ、収入や生活状況について聞いたあと、北京の観光スポットをのんびりめぐるよう勧めました。
また、北京市西城区にある場橋派出所を訪れた際には、「派出所は住民との接触が最も多く、重要な職場だ。輝かしい使命だが、苦労も多いだろう」と現場の警察らを気遣い、「国民の幸せな春節を守って欲しい」と語りかけました。
習近平総書記は最後に北京祥龍タクシー会社を訪れました。「タクシー不足」(タクシーが拾いにくい)が最近、北京市民のホットな話題となっていますが、習総書記はタクシーの運転手たちの話に耳を傾け、「この問題に私も留意している。言葉よりも行動だ。この問題を根本的に解決したい。皆さんの意見は最も現実的だ。われわれはこうした意見を見極めて着手していく」と語りました。「中国国際放送局」
