アメリカ政府は21日にイランが新型の遠心分離器の設置を始めたことを強く非難し、イランに対し同国の核問題をめぐる関連6カ国と厳粛で実質性のある協議を行うよう求めました。
アメリカ国務省のヌーランド報道官は、「イランが中部ナタンツにあるウラン濃縮施設に新型の遠心分離器の設置を始めたことは、対立をエスカレートさせる行為である。国連安保理やIAEA・国際原子力機関理事会の関連決議に違反する行為を続けており、イランが更なる挑発行為をとることを示している」と述べました。
IAEAが21日に発表した報告によりますと、新型の遠心分離器の設置によるウラン濃縮量の著しい増加はないということです。
「中国国際放送局」
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